☆☆★♪♪MiDi音楽の夕べ♪♪★☆☆
【操作の仕方】:注意!最初にアクティブ化のクリックをします。後は
★★それぞれのデッキの再生(一時停止)ボタンをクリックすると★★
★★演奏が始まります。停止は一時停止、または停止ボタンをクリックします。★★
★★音量の増減は、右端のスライドボタンをスライドさせて行います。★★
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★★(音が出ない時は、デッキのスライドボタンをクリックして、on にしてください。)★★
**それでも音が出ない時は、パソコン本体のスピーカーの音量レベルが**
最下位に下っていることがありますので、PCトップ画面のタスクバー上の
スピーカー”アイコン”を右クリックして音量コントロールパネルを開き、SWシン
セサイザー等のスライドボタンを適宜の位置に引き上げるなどして下さい。
(1回目はデータの読み込みプレーで、2回目に良い音が出る場合もある。)
◎注意!REMARK◎
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曲目:(世界の民謡篇)
- ステンカラージ(ロシア民謡)
- 埴生の宿(イギリス民謡)
- ケンタッキーわが故郷(アメリカ民謡)
- ともしび(ロシア民謡)
- 愛のロマンス(A)(スペイン民謡)
- 愛のロマンス(B)
楽器の中でも弦楽器は、撥、擦、打の三つの形式に分類することが
できるが、打弦楽器のピアノが出現した由縁に劣らず、擦弦楽器の
代表たるヴァイオリンが登場した経緯についても、大変な歴史的由縁
なり、背景情勢なりがあったと推察される。ヴァイオリンの前身だと
されている”ビオル”と云う楽器は、外見的にも形状がヴァイオリンに似て
はいたが、音色は独奏を行なって人を魅了するほどのものではなった。
1570年代頃から1750年代頃のヨーロッパの音楽は、バロック様
式と称され得る音楽的風潮が浸透していた時代であった。ビオルは、
オーケストラなどでも主要旋律を奏でるものではなく、ただシンホニー
的に他の楽器の主曲想を引き立て表現する補助的な演奏だけであった。
しかも、ビオルは、高音部、中音部、低音部と三つのレパートリーに分け
られた部所を受持つ三種類のものが用意されねばならないという不便さが
あった。弦に関しても、ヴァイオリンより2本多い、6本が標準であった。
バロック時代の中期、1600年代の中葉にかけ、大いに持てはやされた
楽器は、イギリス原産の新興楽器”ハープシコード(チェンバロ)”であった。
このチェンバロの音色は優雅にして、人を魅了するに余りあるものだった。
鍵盤によるこの撥弦楽器は、他の楽器(特にビオル)の改良や新しい楽器
の開発に大きな刺激を与えうるものとなった。
ヴァイオリンの出現だけでなく、後のピアノやリードオルガンをも含めて、
この新たなる楽器改良、開発の”かぎ ”となるものは何だったのか。それは、
”弦 ”という線の素材と製作に関わるものであった。イギリス原産のチェンバ
ロの成功の裏には、金属加工技術によるスチール線の生産が可能となった
という現実が見えてくる。今で云うピアノ線に類するものだ。この新しい
”弦素材”の登場が、ビオルの改良、ひいてはヴァイオリンの発明につながり、
さらにビオラ、チェロ、コントラバスの出現に至りえたと思われる。
ところで、ヴァイオリンなどの擦弦楽器の遠いルーツは、古代オリエント世界
にあるようで、直接的には8,9世紀のイスラム文化のヨーロッパへの浸透と
機を一にする形で、スペインにもたらされた”ラバーブ”という擦弦楽器が
その由来とされている。ギター系のルーツ楽器の流れとも絡んで、長い歴史
的進展の歩みがあったと見られる。
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